 ９月１５．１６．１７日の三連休で白神岳と十二湖に行く予定だった。９月１日付で青森営森署に 届けを出したのだが、９月１３日になってその営森署より、９月７日に関東から東北を縦断した 台風１０号のおかげで林道が崩壊しているとの連絡が入った。また、９月１５．１６日は台風１１ 号から変わった前線が秋田にかかり、台風１２号が沖縄にあり、関東地方のみ太平洋高気圧 の覆われて夏日の晴天になる予報であった。それで、白神行を断念して、７月の早池峰山行 の代案であった那須・阿武隈川・白水沢と南沢に行くことになった。 , 遠距離の山行の場合は天候などの状況の変化への対応が難しい。参加メンバーを早めに決 定し、アクティブな早期連絡網を確立しておくことが重要だ。 , １４日の夜、新宿を車で出発甲子温泉入り口近くの駐車スペースで泊、１５日に白水沢を目指 した。 , |
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 台風１０号のもたらした多量の雨のおかげで白水沢はかなり増水していた。 遡行グレードはワンランクアップしているだろう。 , |
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 青空の下、澄んだ水が多量にあって沢の美しさが増していた。 , |
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 吹き上げるうに激しく落ちる滝の水は遡行者を威圧する。 , |
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 花崗岩の沢床は水の白さが際立つ。まさに白水沢の名前のとおりだった。 , |
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 上流に行くに従い、渓相は穏やかになってきた。 , |
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 ナメ床でも流れの水深は深い。 , |
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 白水。 , |
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 ,,,,奥の二俣の左俣、本日は左俣を進んだ。 、 、 |
, 奥の二俣の右俣、ガイドブック「関東周辺の沢」 では右俣が紹介されている。 、 |
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左俣から甲子岳頂上を巻く登山道に出て遡行終了。登山道を７０分下り甲子温泉着。 , |
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 もちろん甲子温泉大黒屋の風呂に入る。 , , |
 白川ラーメンを食べに行って、再び甲子温泉 手前の駐車スペースのテントに戻る。 , |
| １６日は南沢を遡行した。 | |
 阿武隈川の右岸に甲子温泉手前の新しく作っている橋の下をくぐる道があって。橋の下から ５分くらいの所に赤布あり。そこから阿武隈川に降り立つ。 , |
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 阿武隈川を遡ること１分で右から南沢が入って来る。南沢の出会いは素敵なテント場だ。 魚も釣れそうだ、焚き火も宴会も出来る、でも、甲子温泉手前の駐車スペースで車の隣に テントを張る方を選んだ僕ら、歳をとったんだなー。 , |
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 南沢は１０メートル以上の滝が１０ほどある登攀的な沢だ。残置のプロテクションが少ない 上に、水量が多いので滝の直登は緊張の連続。半分、巻いた滝が２つ。 , |
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 奥の二俣は水量の少ない右の沢に行くことにした。ガイドブックは左の沢を取っている。 , |
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 右俣はナメの連続だった。水がないから 樋状のスラブというべきか。 |
 樋丈のスラブは頂上直下まで続き、藪こぎわ ずか１０メートルでぴったり山頂に飛び出した。 , 甲子山の山頂にて、バックは旭日岳。 , , 帰りは石鹸とシャンプーのある温泉ということ で新甲子温泉のふじやホテルの風呂に入っ た。入浴料は５００円だった。甲子温泉の大 黒屋は満員なのに、新甲子温泉のふじやホ テルは人影もまばら。登山者のとっては穴場 というべき温泉かも知れない。 |